「安くて美味しい」ということで、ワイン市場の人気をじわじわと席捲している「チリワイン」。
赤ワインや白ワインだけでなく、もちろんスパークリングワインの種類も年々豊富になってきています。
この記事では、そんな「チリのスパークリングワイン」についてご紹介します。
他の国のスパークリングワインとの違いにも注目してご紹介するので、気になる方は最後まで目を通してみてくださいね。
もくじ
チリのスパークリングワインの特徴
チリのスパークリングワインの特徴は、赤ワインや白ワインと同じく「価格が安くコスパが良い」ということが一番にあげられます。
そして「赤ワインや白ワインは飲めないけど、スパークリングワインは飲める!」という方にも魅力的なのが、チリのスパークリングワインです。
トロピカルな味わいと果実味を感じる飲みやすいスパークリングワインが数多くあります。
また、チリのスパークリングワインはヨーロッパやアメリカから取り入れた世界の名門と同じ製法の技術を取り入れています。
これは諸外国がチリのワイン市場に参入してきたことで、チリのワイナリーがたくさんの高い技術を取り入れることに成功したためです。
伝統的な「トラディショナル方式(瓶内二次発酵)」や伝統製法を簡略化した「シャルマ方式」まで、多くの製法方式を採用しており、その技術の高さは一流といえるでしょう。
フランスのワインとの違い
フランスとチリのスパークリングワインの違いは多くありますが、その前に知っておきたいのが「フランスで作られる一部のスパークリングワインはシャンパンになる」ということでしょう。
「スパークリングワインとシャンパンの違いはなんだろう?」と疑問に思っている方も多いかもしれませんが、シャンパンは「フランスのシャンパーニュ地方で栽培されたブドウで作られたスパークリングワイン」がということが大前提です。
加えて、ピノ・ノワール、ムニエ、シャルドネなど、シャンパンでは使われるブドウの種類も厳しく決められています。
フランスの法律によって定められた規定にあった方法で作られたスパークリングワインのみがシャンパンと呼称することができるのです。
シャンパンに比べて、チリのスパークリングワインはお手頃な価格になっており、バラエティも様々です。
おすすめワイン3選
【おすすめのチリのスパークリングワイン①アレスティ オンリー・ブリュット】
ドライな味わいの中に、青リンゴやピンクグレープルルーツのような爽やかな柑橘系の香りを感じることのできる「アレスティ オンリー・ブリュット」。
シャルドネ60%、ピノ・ノワール40%とチリを代表するふたつの種類のブドウが程よいコンビネーションを生み出しています。
ピノ・ノワールが入ることで力強さやスパイシーな香りも堪能することができ、より厚みあるスパークリングワインに仕上がっています。
【おすすめのチリのスパークリングワイン②バルディビエソ ブリュット ロゼ】
100年以上前から「スパークリングワインの専門」としての地位を確立しているチリの名門ワイナリーである「バルディビエソ ブリュット」。
そんなワイナリーから食前酒として好まれる「ロゼ」も生産されています。ロゼは女性に特に人気のあるスパークリングワインの種類のひとつです。
みずみずしいストロベリーを連想させるジューシーさと、それをうまく引き締める酸味が特徴の「バルディビエソ ブリュット ロゼ」。色味は色鮮やかなピンク色で、飲んだ後は桜のようなフローラルな香りが口の中に残ります。女子会やママ友で少しお酒を楽しみたいなという時にぴったりでしょう!
【おすすめのチリのスパークリングワイン③バルディビエソ ブリュット】
先ほどご紹介した「バルディビエソ ブリュット ロゼ」の別シリーズとして展開されているのが「バルディビエソ ブリュット」。白い花のような香りと青リンゴを含んだ果実味を感じることができるスパークリングワインです。
ピリッとした辛口が心地よく後をひくので、「仕事後の疲れをスッキリ取りたい!」「気合を入れたいからシャキッとした味わいのスパークリングワインが飲みたい!」という時にもおすすめ。
まとめ
チリのスパークリングワインの特徴から、フランスのスパークリングワインとの違い、おすすめのチリのスパークリングワインまで幅広い情報をご紹介しました。
「チリのスパークリングワインが気になっていた!」という方は、ぜひこの記事で紹介したワインを飲んでみてくださいね♪
この記事のスパークリングワイン同様に、チリの赤ワインについてもまとめてみたので、赤のチリワインをお探しの方はヒントになると思います!