栽培が難しいと言われている「ピノ・ノワール」の栽培に成功したチリ。チリの冷涼な気候が作り出す「ピノ・ノワール」の味わいは格別です。
もくじ
ピノ・ノワールの特徴
原産地はフランスのブルゴーニュ地方ですが、今は様々な国で栽培される品種です。国や地域によって名前の呼び方が異なる珍しい品種になります。
一方で、病気に弱い品種でもあるため、ピノ・ノワールを栽培できる地域は少ないのだとか。
【ピノ・ノワールの味わい】
全体的に華やかさを感じる味わいを持つ「ピノ・ノワール」の赤ワイン。
爽やかですっきりとした飲み心地に、渋みとまろやかさが特徴です。色の濃いさくらんぼやベリーなどのフレッシュな果実味だけでなく、バラやお花畑を頭の中で思い浮かべられるような素敵な味わいを持ち合わせています。赤ワインの中でも繊細な味わいを持つことで有名なブドウ品種です。
【ピノ・ノワールに合う料理】
味わいが繊細なので、料理も繊細な肉質の肉を使った料理がおすすめです。ローストチキンや、鴨肉を使った料理があうでしょう。鶏肉や鴨肉は工夫次第でいろんな料理に変身しますので、様々な料理に挑戦してピノ・ノワールの赤ワインに合った料理を見つけてみてくださいね!
ピノ・ノワールを使ったチリワイン
ピノ・ノワールはフランス以外の国で栽培するのが難しいと言われている品種ですが、実はチリでは昔からピノ・ノワールの栽培に成功していました。
その生産量は南米だけでなく世界でも有数の生産量を誇っています。この味を楽しめるのはチリで生産されたピノ・ノワールだけです。
コノスル オシオ ピノノワール
チリで初めて生産されたウルトラ・プレミアム・ピノ・ノワール。フランスでも有名なマルタン・プリュール氏と共同開発で作られた赤ワインです。
伝統的なフランスのピノ・ノワールとチリのピノ・ノワールが融合して作られた世界でもユニークな赤ワインになっています。
価格は7000円台とチリワインにしては高めなので、特別な日の贈り物などに良いでしょう。
チェリーやラズベリーのようなベリー系に加えてチョコレートやトリュフのようなコクを感じる仕上がりになっているこちらのワイン。チリワインの中でも比較的上品さを感じる味わいです。
20バレル・リミテッド・エディション
先ほどご紹介したオシオのセカンドワイン的な存在の「20バレル・リミテッド・エディション」。
ブドウの選び方や作り方はオシオとあまり変わりませんが、価格がオシオの約半分とコスパ良し。「オシオを飲んでみたいけど予算がオーバーしている…」「手軽にピノ・ノワールを使ったチリワインを購入したい!」という方はこちらのワインがおすすめです!
まとめ
生産できる地域が少ないことでもわかるように、非常に繊細なブドウ種であるピノ・ノワール。
その繊細さはワインの味わいからも感じることができます。「ピノ・ノワール」らしい繊細で上品なワインを楽しんでくださいね。
白のチリワインを造る上でも欠かせないソーヴィニヨン・ブランの特徴についても書いてみました!そちらにもブドウの特徴やそのブドウを使ったチリワインをご紹介してますので、チェックしてみてくださいね。